女騎士様がヒロインの紳士なゲーム!
どうも!ブログ管理人のカミカミ大王(@kamikamichannel)です。
本作は、その手の界隈では有名なセリフである「くっ…殺せ!」を題材(?)にしたエチチチなゲームとなっております。
まぁ基本的にはギャグ寄りのアドベンチャーゲームなので、サクッとプレイできますね!
ってことで、全クリ&トロコンしたので感想を述べていきます。
ゲームとしての出来栄えは?
ちなみに・・・いつもの『~でいず』シリーズです
作品タイトルを見て「ピン!」と来る方も多いと思いますが、本作はいつもの『~でいず』シリーズのひとつで、今回のヒロインは女性騎士となってます。
ちなみに、今までのシリーズは別記事にて感想を書いていますので、よければそちらもご一緒に御覧ください(・∀・)
ってことで、今回も各項目に分けてレビューしていきますね!
ストーリーはどうだった?
今までの『NinNinDays』や『とらぶるでいず』では、明らかに常識が違うヒロインではあるものの、一応は主人公の住む世界の住人ではありましたが、今回のヒロインは異世界から召喚されてきた女性騎士ってことで、まぁ昨今よくある「異世界転生物」って感じですかね?(転生するのは主人公じゃなくヒロインですが)
なので、常識が通用しないっていう、ギャグに絡める要素も自然な感じがしました。
てか・・・『NinNinDays』のすみれちゃんがあまりにも不自然すぎただけかもですが(^_^;)
内容は?と言えば、まぁこのシリーズ王道のストーリー展開で、良く言えば安心してサクサク読めるんですが、悪く言えばワンパターン過ぎて目が滑る感じ。
ブッチャケ、お話としては全然記憶に残らないレベルで薄っぺらいので、そういうのを期待してるとガッカリします。
言い方はかなり悪いかもですが、「ラノベ作家に憧れた中学生や高校生が思いつくような内容」って感じですかね?
なので読み物としてはかなり物足りないです。
・・・って言うても・・・まぁこのゲームをプレイする人の大半はストーリー展開よりもエッッッッッなシーン目当てでしょうから、そういう部分はあまり関係ないでしょうけどww
そして今回も今までのシリーズと同じようにルート分岐でエンディングが3パターン(トゥルーエンドが2通り)ありますが、選択肢は全然難しくないのでCG回収も特に困る所はないかと思います。
キャラクターはどうだった?
本作のヒロインはカトレアという名前の、金髪碧眼美少女騎士です。
今までのシリーズのヒロインはどっちかって~と アフォ 能天気寄りな感じでしたが、このコは最年少で王国騎士団長にまで上り詰めた才媛で、その立場や出自が影響してか、結構堅苦しくて真面目な女の子となってます。
・・・ま、そんな子がいかにしてデレていくのかが本作の見所の1つなのかな?
パッと見のビジュアルイメージで言えば、
正直、今までのシリーズのヒロインの中では一番可愛い
と思います(すみれちゃんもかなり良かったけど)
大半は鎧姿の立ち絵なんですが、後半に出てくる私服姿はマジで可愛いです!
相変わらずこの会社の絵師さん(専属ではないかもですが)は良いですねぇ(*´∀`)
また、重要(?)なエッッッッッッなシーンでも可愛いですし、前作『とらぶるでいず』で目立って残念な部分だった「OPPAIのカタチが変!」ってのもなくて、かなり良かったと思います。
ただ・・・あるシーンの横顔だけが、ちょっとこう・・・なんというかデッサンが狂ってる?みたいに見えるので、そこだけはマイナスですかね(;´∀`)
たぶん、主人公の顔を描かないってのが影響して、それに無理やり合わせた構図だからキレイに描けないんだろうとは思いますが。
そんな感じでビジュアル的にはかなり良いんですが・・・残念なことに声優さんの演技がちょっと微妙に感じました。
特に下手ってわけではないですし、キャラのイメージにも合ってはいるんですが・・・前作までのヒロインの声優さんに比べるとちょっと落ちるかなぁと。
この声優さんの元々の声質や得意な声質とは違う演技をされていたんですかね?
所々でカスレ気味に聞こえる時があったり、なんというか「ちょっと無理に(声)出してる」感じがする場面があるので、そこは気になってしまいました。
エッッッッッなシーンでも今までのシリーズ通り、シッカリ演技されてるんですが、ココもちょっとパンチ不足な感じがしました。
多分、こういう場面での演技は『NinNinDays』のすみれちゃんの声優さんが一番巧いんじゃないかな?
あぁそれと・・・設定的に「異世界からの来訪者で、右も左も分からない世界で自分にすごく良くしてくれる主人公に惹かれる」ってのは分かるんですが・・・そのデレ過程が結構急なんですよね。
ココはもうちょっと心理描写をシッカリやって欲しかったなぁと思います。
主人公が剣道を辞めた理由や再開しない理由とかもなんかあやふやでなぁなぁな感じでそのままでしたし、このへんの物足りなさも上記であげた「ラノベ作家に憧れた中学生や~」って感じる残念な部分でしたね。
あと、脇役として師範とディアブロというカトレアが転生した原因となる悪役が出てきます。
師範はまぁいつものパターンの「立ち絵のない協力者」って感じですが・・・ディアブロが思った以上にシッカリ(物理的に)描かれていてカッコ良かったです(・∀・)
まぁ出番自体はほぼないですし、アッサリと退場するのでアレですがw
BGMはどうだった?
シリーズ通して作品の雰囲気に合っていて、今回も特に耳障りに感じる部分はなかったです。
てか、基本的にはシリーズ通してあえて似たような曲調にしてて、作品ごとにアレンジされてる感じなんですかね?(^_^;)
今回では「No.6」と「No.8」が良かったです。
特に「No.8」の曲はこのシリーズでは今までにないアグレッシブな曲調で、普通に格好良いですね!
エッッッッッッなシーンはどうだった?
上記でも少し触れましたけど、ちょっと物足りなかったですね(;´∀`)
実用性があるにはあるんですが・・・やはりデレへの過程があまりシッカリ描写されていないせいで、感情移入の度合いが薄くなってしまってると思います。
ブッチャケ「なんでこのコ、急にこんなに献身的になってくれてんの?」って感じで、不自然なんですよね。。。
ビジュアル的には全然実用の範囲内ではあるんですが、ストーリー中にそのシーンになっても、心理描写が足りないので、その時の感情で興奮するということは残念ながらあまりないかなぁと。
なんというか・・・「エッッッッなイラスト」って意味では十分良い塩梅だとしても、それに興奮するかどうかはまた別というか・・・伝わるかな?ww
やっぱこういう部分はシリーズ元祖である『NinNinDays』が一番良くできていたんじゃないかなぁと思います。
あと当然(?)ながら、いつものパッチ対応してます(・∀・)
ちなみにパッチの導入方法はコチラを参考にしてくださいね!
- 公式サイトのトップページにある「R18 Patch Download」から入り、該当ファイルをダウンロード。
- そのファイルを公式サイトの画面の指示に従い、Steamライブラリの【くっころでいず】の上で右クリック
- 「管理」⇒「ローカルファイルを閲覧」を左クリック
- 「KukkoroDays.exe」のあるフォルダが開くので、そこにさきほど公式サイトからダウンロードした該当ファイルをコピー
【くっころでいず】感想まとめ
てな感じで、個人的な全体的な感想は・・・
ビジュアルに惹かれたなら良いけど、内容自体の薄っぺらさは覚悟しておくべき
ってところかなぁと(^_^;)
ブッチャケ・・・何度も言ってますがストーリー自体は平々凡々で、特に面白い部分はないです(逆に特に嫌な部分もないですが)
ギャグ要素として、女騎士の鉄板台詞である「くっ!殺せっ!」を言わせてる場面が何回も出てきますが、それも特にも面白いわけではなく、あまりにも軽々しくその台詞を量産するので、
てか単にそれ言いたいだけやろ!
って感じで逆にシラケちゃうんですよね(;´∀`)
そして、みんなが気になるエッッッッッなシーンも、上記で書いたように「イラストとしての綺麗さ・エロさはあるものの、そこにいたるまでの心理描写が薄いせいでイマイチ盛り上がれない」ので、実用性という意味で言えば正直物足りないです。
まぁプレイ時間的には3~4時間もあればサクッとトロコン出来るので、お手軽にちょい紳士的なゲームをしてみたい!って時には良いかもですが、それなら定価じゃなくセール価格になるまで待ったほうが良いかと思います。
ちょっと辛口になってしまいましたが、やはりシリーズ3作目ともなると、どうしてもマンネリ感が否めないですね。
ただまぁ、ホントに軽くサクッとエロゲーを嗜みたいという欲求には十分応えてくれるレベルではあるので、セールで千円を切る価格になっていたら即買いしても良いかな(^_^;)
ちな、このシリーズはまだまだ続いてるので・・・またの機会に次作もプレイしてみたいと思います。
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