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【FGO】※ネタバレ有り!コヤンスカヤイベントのエピローグも含めた全体的な感想!【ツングースカ・サンクチュアリ#5】

【FGO】『ツングースカ・サンクチュアリ』ジト目シオン FGO
この記事は約20分で読めます。

『ツングースカ・サンクチュアリ』ついに終幕ッ!!

どうも!ブログ管理人のカミカミ大王(@kamikamichannel)です。

2021年下半期のFGOストーリーではおそらくユーザーの期待度No.1だったコヤンスカヤのストーリーである『ツングースカ・サンクチュアリ』が終了しましたね。
皆さんはどんな印象でしたか?

管理人も開幕までメチャクチャ楽しみにしていたのもあって、今回のイベントは色んな意味で思い出深いものとなりました(苦笑)

ってことで、今回のイベントの全体を通しての感想を述べていきます。
言うまでもないかもですが、当然ながらネタバレ要素満載なので、読み進める場合は自己責任でお願いします。

『ツングースカ・サンクチュアリ』イベント全体の感想ッッ!!

当記事は、『ツングースカ・サンクチュアリ』を終えての全体的な感想になりますが、今までの記事でイベントの途中時点の感想も述べています。

イベント途中での印象や感想など印象の変化も見てもらえると一層楽しめるかと(苦笑)

ってことで・・・各項目に分けて述べていきます。

・・・が、まず最初に断っておきますが・・・正直今回はかなり辛口な評価になっています。

けどコレは作品やライターをディスりたいからではなく、あくまで率直に忖度無く感じたことを書いたからです。

そういうのを読むのが嫌な方はブラウザバック推奨です。

ストーリーはどうだった?

コレはもうホント、”そういう印象にしかならなかった” んで最初に言っておきますね。

かなりイケてなかったです。。。

いや・・・これでもまだオブラートに包んでるんですよ。
正直マジでツマラナカッたです。。。

ひょっとしたら今までの全シナリオの中でもワーストに入るぐらいに酷かったと思います。

「あのコヤンスカヤのストーリーで、しかもFGOにおける最大の敵と言っても過言ではないビースト案件なんだから、面白くないわけがない!!」という、最初っから期待値が高すぎたせいで、そのギャップが大きかったのも一つの原因ではあるんですが、それを差し引いても

まぁホントにツマラナカッたです。。。

大事なことなので2度言いましたw

てかマジで、「面白く ”しか” なりようがないであろう材料を前に、何故ここまでしょーもない話になったんだ??」って思うぐらいに酷かったです。。。

内容云々もありますが、面白くなかったと感じるいくつかの要因もあげておきます。

とにかくテンポが悪くて読みづらい

単純に台詞回しが下手なんですかね?

ワンカットずつ数人のキャラが「そうだ!」「なるほど」「ふむ・・・」「だからか」「・・・」って順番に流れていくみたいなシーンが多くて、めちゃくちゃテンポ悪いんですよね。

コレ、比較すると『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』だとその場の全員の顔をワンカットにまとめて1画面で表現してたんですよね。
それと比べるといかに読みにくいのかが分かりやすいかと思います。

なんというか・・・小中学生の夏休みの宿題の読書感想文で、文字数(ページ数)稼ぎのために無理やり段落を変えて書いてる・・・みたいな?(苦笑)

1シーンでまとめれる内容をわざわざ2~3シーンに分けるのって、それなりの意味がありそうなもんですが、残念ながらそれは伝わらなかったですw

キャラ同士の掛け合いがキャラゲーの魅力の一つだと思うんですが、今回は単純にキャラが順番に喋ってるだけで、丁々発止とは程遠く、しかも随所に寒いギャグなんかが盛り込まれていたせいで余計にイケてなくて・・・文章読んでても目が滑りまくりでした(-_-)

それに、なにかにつけて無駄無駄無駄無駄ァァ!に台詞が長くてクドかったんですよね。
特に太公望が、戦闘中にもかかわらずやたら長々としゃべったりするし、詠唱もやたら長いしでテンポが悪いだけでなく、普通に「いや、なんで敵はそれを見過ごしてるの??うだうだ言ってるうちに襲わないの?」状態で、コレは次に上げるご都合主義な部分にもつながってたと思います。

ご都合主義甚だしい

センジュツッテベンリダナー

特に太公望が多かったんですが、「こういうこともあろうかと」「ここはこれで一気に」みたいに、ご都合主義に感じる場面が多かったんですよね。

コレは次に述べるキャラ造形にも繋がりますが、稀代の天才軍師なら、ちゃんと賢さで印象に残るような文章にしてくれよ!って感じ。。。

単に都合よくそうなった(そうした)ばかりなので、シナリオ的にも絶望感や危機感が生まれずにドキドキしないですし、キャラ的にも魅力的に映らないですし。

みんな馬鹿なの??

さらには最後のバトル、どう考えても気を緩めたらダメな場面にもかかわらず、何故か勝ったと思い込んで全員(てかマシュ)が武装解除!からの・・・反撃されてピンチ!からの・・・「もうやめにしませんか」という謎の停戦の提案!からの・・・圧倒的に自分が有利なのにアッサリ応じるコヤン!からの・・・宇宙に放逐!・・・。

この流れって、多分読んでる殆どの方が「は?なんで??」ってなったんじゃないですかね?w

コレって、あまりにもあまりな急なストーリー展開で、全くもって納得感がないんですが。。。

「最終的にコヤン(ビースト)とは戦わずに和解して宇宙に連れ出す」というラストを先に決めて、それに合わせてシナリオを書いたんだと思うんですが、それ自体はまぁ別に悪くはないんですよ。

ただ、その持って行き方があまりに稚拙でご都合主義すぎて「は??」ってなっちゃいますよね。

シオンが冒頭で「カルデアは全滅!」とか不穏な事を言ってたんで、ここで全滅とまではいかなくても、誰か1~2人ぐらい犠牲になって(消去法でニキチが適任?w)ビーストもかなりのダメージを負わされた上での「このままやりあってもお互いにメリットがないから」みたいな流れだとまだ納得感はあったかもですが。

あんなに「人間が憎い!」とか言ってたコヤンがあっさり懐柔されるのって、不自然な気がするんですよね。
今まで長年かけてロストベルトを渡り歩いたのは人間の干渉を全く受けない動物を集めたいからで、そこまで人間を嫌ってるにも関わらず、人間である太公望の提案を自分がまだ全然有利な状況にもかかわらずアッサリ承諾する・・・なんてことありますかねぇ?

一応、「ビジネスマンとしては優秀」みたいなことをゴッフさんが言ってたので、それが伏線としてあの流れを作りたかったのも分かるんですが、それだとむしろ逆にあの場面だとコヤン(ビースト)有利な商談しかできないはずなのでは??(;´∀`)

世界卵って結局なんなん??

あ、それと・・・コレはマジで素で「??」なんですが、最後結局、ビーストを世界卵にして宇宙に打ち出したわけですが、

そもそもみんなが居たこの世界ってビーストの中じゃなかったっけ??

世界卵化したらみんな居場所なくなるのでは??
てか、どういう課程で世界卵作ってその間みんなどこでどうしてたんだ??

緊張感や絶望感が皆無

話も流れとしてもキャラの言動としても、全体的にご都合主義感が満載で、全然緊張感がなかったですよね。

ビーストって、いわばカルデアにとっては最大級の難敵なはずなのに、そのわりには全体的に緊張感や絶望感が薄かったんですよね。。。

その一因になってたと思うんですが、ところどころで「キリッ」とか「モモ。モモ」とか「シャベッフォウ!(コレは可愛いから良いけどw)」みたいな微妙な間を作ってたのはあえてそうしてたんですかね??

・・・ま、その意図までは分かりませんけど(苦笑)

結局、なんか困った事態になっても「仙道 太公望がなんとかしてくれる、仙道 太公望ならきっと・・・」ってのがあって余計に緊張感が無かった気がします。

それに、シリアスな場面でも平気でシケギャグぶっこまれてくるのもあって、それもまた白ける要因でした。

テンポが悪かったってのに通じる部分ですが、なんせ今回、フォウと伊吹童子が無理やり会話に入ってくる頻度が多くて、話の腰を折られるのも目立ちましたね。。。
元々メインキャラである太公望自体がイマイチ空気を読めないキャラだったのもあってか、そこに拍車が掛かることでより一層緊張感や絶望感がなくて、強敵との戦いだってのに物語に深みが出てなかったです。

こういう言い方はホント良くないとは思うんですが・・・太公望と伊吹童子は「かなりこじらせた厨二病なん?」ってぐらいに空気を読めてなかったと思います。

エピローグってか・・・ほぼ別のお話じゃね?コレ?

そして、満を持して開放されたエピローグなんですが・・・ほぼほぼシオンが主役な感じで、『ツングースカ・サンクチュアリ』感がほぼなくて、正直

てかコレはコレで別のシナリオ(イベント)にするべきだったのでは??

という感じ。

だって、今までに張られた伏線の回収があると思ってたら、全くその事には触れずに進行してましたからね。
てか・・・シレッとメインストーリーが進んでますよね??

期間限定イベントなのにそれってどうなん?って思うんですが(;´∀`)

あと、また新キャラ(厳密には原作既出のキャラのようですが)出てきたりで、エピローグとしてこのイベントの締めに持ってくるのはちょっと違うんじゃないかなぁという印象でした。

ただ、内容的には色々と興味の尽きない感じでそこそこ良かったです(^_^;)

登場キャラはどうだった?

続いては今回のメインキャストについて語っていきます。

太公望

今回の主役と言っていい立場のキャラですね。
某ジャンプ漫画の影響もあってか元々の人気が高いキャラクターだったので、そういう意味でもかなり期待値が上がってたと思います。

ですが・・・残念なことに今回のキャラ造形で人気が上がるどころかむしろ逆になってしまったように感じます。。。
それだけならまだしも、このキャラの扱い(設定)がイケてなかったせいで、シナリオ自体が陳腐に感じてしまった部分が多いのも否めないので・・・今回のイベントをツマラナイと感じさせた戦犯と言っていいかと思います。

とにかく言動全てに「天才軍師」「神仙」と呼ばれるほどの賢さを感じず、キャラ設定として色んな意味で軽かったんですよね。。。
なんというか・・・行き当りばったりって感じ?

「糸目飄々キャラ」という、あまりにもテンプレな造形だったんですが、それ自体はまぁ別に悪くはなかったと思います。
ただ、世間一般的にこういうキャラ造形って「実はメチャクチャ強い!」とか「実はメチャクチャ頭が切れる!」っていうのがあって、見た目とそのギャップがあるからこそ魅力があると思うんですよ。

ですが、この太公望はブッチャケ「ただのポンコツでは??」と思うぐらいに、マジで賢さ微塵も感じなかったんですよね。。。

大技が失敗してしまったり、効かなかったり・・・ってのは、まぁストーリー展開上分からんでもないですし、それ自体は盛り上げ要素として全然アリアリアリアリッ!だと思います。
ですが、その時にする「あれェ!おかしいなァ?(テヘペロ)」みたいな言動がゲンナリ・・・。

「飄々としてる」のと「軽い(チャラい)」って別物だと思うんですが。。。

他にも、「実は(こういうときのために前もって)用意してました。上手く行ってよかった!」とか「こう見えて○○してました(出来るんです)」みたいなご都合主義な描写も多くて、単純に「いや、そういうことできる頭脳(技術)の持ち主ならそもそもそんな事態に陥ったり、そんな単純なミスや失敗しないでしょ!?」っていうね・・・(-_-)

このライターさんは「頭が良い人ってこういう時どういう行動するか?」ってあまり考えてないのかな?
なんか単に「こういうふうにストーリーを進めたいから、展開的にこのキャラがここではこうして、その次にこうして・・・」って考えてるだけ・・・みたいな?

だから全体的にストーリー進行や展開に違和感がずっと付きまとってましたし、キャラ自体の掘り下げがないのもあって、各キャラの魅力が薄かったんじゃないかと思います。

太公望に限ったことではないんですが、ストーリー全般にそういう理不尽感?不自然感?があるので、目が滑って、お話が頭に入ってこないんですよね。。。

・・・ま、それはそもそもストーリー自体が面白くなかったのも大きいですがww

終始緊張感がないのも、ライターとしては「強者の余裕」っていう演出のつもりなんだろうなぁとは思いますが、賢さを感じる描写が皆無なので、その肝心な強者感が全然伝わってこないんですよ。

周り(特にカルデア職員の皆さん)がなにかしら「さすが太公望さん、オレたちに出来ないことをやってのけるッ!そこに痺れる!憧れるゥゥ!!」って勝手に持ち上げてるだけで、実際のトコロは肝心な場面ではことごとく失敗してましたしw

しかも、キャラの凄さを表したかったからなのか、「実は冠位で呼ばれてもおかしくない」とか「実はノアとグラ友」みたいな裏設定的な事をあろうことか本人にセリフで言わせる始末・・・(-_-)

いや、コレ完全に「自分を知る人が居ない高校でデビューした厨房のセリフ」でしょ!ww
「実はオレ、中学のころは(ワルで有名な)○○とマブダチ(実際はただのクラスメイト)で、一緒に学校〆てた(実際にはただの取り巻きの一人)んだけどさ」みたいな?w

呪文(仙術?)の詠唱もなんか厨二病っぽかったですし、最後のシーンの「いいから僕にリソースよこせ!」だっけ?あのセリフとか、イヤほんと・・・マジで

イキった中坊みたいなキャラ造形

だったので、正直メチャクチャ萎えました。。。

てか、天才軍師なのに戦略らしい戦略一切立ててないですし、天才軍師だから強い!・・・じゃなく、天才軍師だから賢い!っていう知略を感じる描写が欲しかった。。。

FGOって、イベントに合わせてその都度メインキャラがガチャで実装されて、最初はそんなに欲しくならなくてもなんだかんだでストーリー進行で魅力が出てきて欲しくなることが多いですし、むしろそういう持って行き方がかなり巧いとは思ってたんですが・・・たぶん初めてかも知れません、こんなに「全く欲しくならなかった」キャラって。。。

・・・まぁ世間の一部では逆にポンコツ具合が「いじられキャラ」「愛されキャラ」っていう側面になって、それなりに人気にはなってるっぽいですが(^_^;)

ニキチッチ

ムチムチなケモミミ美少女ってことで・・・ビジュアル的にはかなり好みではありますw

ただ・・・キャラとしては「で、結局キミはなんのために呼ばれて何がしたかったん??」って感じで微妙でした。

一応、コヤンスカヤ(ヤースカヤ)の名付け親というのが最終節の回想シーンで明かされたので、その縁+舞台がロシアってことでロシアの勇士だから・・・というふうに、繋がる部分はあるにはあるんですが、理由付けとしてはちょっと弱い気がします。

あと、なにかにつけて「たいがいのことは出来るぞ」「強いぞ」とか片言で言ってましたが、それを行動で表してる場面が少なくて、説得力がないんですよね。。。

FGOに限ったことではないんですが、小説などの活字しかない(厳密には挿絵とかあるけど)媒体だと、全てを文字で表現しないといけないので、キャラ本人が説明する場面があるのは必然ですし、多少説明臭いセリフが合っても変じゃないんですが・・・映画や漫画、アニメ、ゲームなどはビジュアルで表現できる手段があるんですから、そういうのを使って演出として説得力を持たせるべきだと思うんですよね。

そうすることで、文章としても無駄を省いて読みやすくなるはずですし、絵で見たほうがインパクトがあって印象に残りやすく、しかも分かりやすくなると思うんですよ。

もしそれがちょっと難しいってんなら、それこそ文章で工夫して想像力を掻き立ててくれないと、結局「てかこのコなんなん?」から興味が進まないんですよね。

「たいがいのことは出来るぞ」って単に何回も言わせるよりは、例えば戦闘シーンで「オラァァァ!!」とか威勢の良い一言で奮った武器や技で敵が一瞬でまたたく間に溶けていく描写いれたり、魚とって濡れた体をプルプルするだけでなく(それはそれで「可愛い」という演出なのは認めますが)その魚をキレイにさばいて手際よく料理したり、野営する時にテキパキとテントを張ったり焚き火を手際よくくべたり、木々のざわめきや空を見て天気を予想したり・・・みたいな描写があれば「たいがいのことが出来る」というセリフにも説得力が増したと思うんですが。。。

伊吹童子

今回のシナリオをつまらなく感じさせた戦犯その2ですね(苦笑)

以前の記事にも書いたように、このキャラ自体は見た目にも設定的にも結構好きなんですが、このイベントでの立ち回りではとにかくKYが目立ってしまって、テンポの悪さに拍車をかけてしまってた感じです。

さらに、イベントバトルでの無双っぷりや、最後のシーンでのコヤンの背後を取って・・・のシーンなど、なんかやたら強キャラな扱いだったんですは、ココが不自然に見えてしまって・・・。

まぁもともと神霊なので強いのは分かるんですが・・・ちょっと特別扱いで贔屓にしすぎてる感じがして、逆に「いやそんなに強いなら今までのピンチになった場面とか、もっとラク出来たはずじゃね?」と思えてしまうんですよね。

この辺は天才軍師なのにやってることが2流どころか3流な太公望と同じで・・・つまり、話(キャラ設定)の整合性が取れていないと言うか・・・。

たぶん今回のシナリオが読みにくいことの要因のひとつは、こういう「細かい所の不自然さや違和感」が、無意識に気持ち悪くてそう感じてたんじゃないかなぁと。

コヤンスカヤ

今回もうひとりの主役と言っても良い立場のキャラでしたよね。

今まで散々っぱらカルデアを翻弄してて、ついには直接対決となった今回のストーリー、誰もがそんなに簡単に終わるはずがないと覚悟していましたし、それはユーザーのみならず物語中のキャラクターそれぞれみんなも今までの心理描写含めてそう感じてましたよね。

だからこその冒頭のシオンの「カルデアは全滅」発言があったと思いますし、実際この発言を見てユーザーみんなもあらためて「厳しい戦いになる!」とふんでたと思います。

それが・・・なんかアッサリ懐柔されて「なんかキレイに終わりました」的に無理やりまとめられたのは、やっぱりどうしても微妙感が拭えないです。。。

上記でも書きましたが、「戦った後に和解する」っていうストーリー展開自体は、まぁそんなに変でもないし全然アリアリアリアリッ!だとは思うんですよ。

けど、その持って行き方が下手くそ過ぎませんかねぇ?(;´∀`)

せっかく今まで何年もかけて魅力的に育ったキャラが、最後にこんな扱いじゃ・・・ホント勿体なすぎると思いますし、ユーザーが怒るのは当然なんじゃないでしょうか?

最近のFGOの悪役で人気が出たキャラと比較すれば分かりやすいと思います。

例えば・・・「芹沢鴨」や「武市瑞山」とかは、(そもそもストーリー自体が良かったのも大きいとは言え)ちゃんとキャラの信念が一本筋が通ってたんですよね。

特に芹沢さんなんかはメチャクチャ格好良かったんですよ。
悪人なら悪人としての矜持があって、その性質(性格)のまま退場する・・・こういうスタンスじゃないと、単純に「??なんで??」ってなりやすいと思います。

今回のコヤンスカヤなんてまさにそれで、特に今まで何年もかけてある意味では熟成させてきた「人間への恨み」があるにもかかわらずのあのチョロさ・・・(-_-)
全く信念の感じない終わり方ですからねぇ。。。

今後のストーリー展開上、あのエンディングしかなかったんだろうとは言え、それならそれでもっと違う演出方法もあったんじゃないかと思います。

ホント・・・こんな扱いにされたコヤンが不憫すぎる。。。(ToT)

カルデアのみなさん

賢い系キャラとしてホームズ、ロリンチがいますが、今回は序盤で退場したホームズは仕方ないとして、ロリンチちゃんがあまりにもアフォ過ぎませんかねぇ?

本来ならもっと頭がいいはずだと思いますが、なんで最後のあの場面、全員が武装解除するのを止めなかったんですかね?
驚異だと分かってたはずなのにあの気の抜きようは不自然すぎません??

同じくあの場面で、主人公が令呪を2つしか使わなかったのも不自然ですよね?
散々「ブラックバレルは準備できてる」っていう前フリしてたんですから、普通なら撃つために令呪使い切るのでは?

なんというか・・・結果から逆算して物語を書くことは全然普通ですし、むしろだいたいみんなそうだとは思うんですが、それならそれで納得感とか説得力のある展開が必要だと思うんですよね。

けど今回のシナリオって全編通してそういうのが欠けている気がします。

ロリンチやゴッフなんかの、普段ならもっと慎重に物事を考えるキャラが、やたら手放しで太公望を太鼓持ちしてたのも不自然ですよね?

ライター的には、ある程度の実力者や有識者が認めることで太公望の凄さを伝えたい・・・っていう事だったんだろうと思いますが、その手法はよくあるとは言え、そもそも全く賢さが伝わってなかったですし、むしろ逆にロリンチやゴッフさんの株を落としただけなのでは?

ロリンチもゴッフも好きなキャラなので、マジでそういう扱いにするのは勘弁して欲しかったです。。。

シオン

なんかエピローグは彼女が主役って感じでしたね。

付随して「フォアブロ・ロワイン」っていうキャラも出てきたんですが、コレはFateシリーズってよりも月姫関連のキャラのようですね。

管理人はFateシリーズはこのFGOから入って、その後にアニメの「stay night」「Zero」「UBW」「ロード・エルメロイII世の事件簿」「Heaven’s Feel」を観たので・・・月姫関連のキャラはよく分かんないんですよね(;´∀`)

たぶん原作を全て追っていってるファンならこの場面にかなり興奮したんだろうなぁ・・・って感じです。

てか、そもそもこのシオンのほうも共通の世界観の格ゲー「MELTY BLOOD」のキャラらしいですしおすし(^_^;)

なんにしても・・・このシオンっていうキャラクターはザックリ言えば「スンゴイ計算能力を持ってる吸血鬼」ってことで良いんですかね?

結局シオンはなに事もなく無事に合流してますし、こういうトコロも危機感がなくてワクドキさせれてなかったですよね。

システム(仕様)はどうだった?

システム自体はいつも(?)のレイドって感じでしたが、その肝心要のレイドも最後のビースト戦だけが素直に良かったと思えるだけで、それ以外のは正直微妙だったんじゃないでしょうか?

運営が簡悔精神丸出しにしたような、なんせメンドクサイ仕様でしたからね。。。

ただ、ビーストのレイド だけ” はマジで良かったです!!

レイド戦での「すぐに狩り尽くされてしまう問題」に対して、敵の討伐数を増やすんじゃなく、あえて時間をかけて倒すように持っていったのはマジで秀逸なアイデアだと思います。

ブッチャケ・・・今回の最大にして唯一の褒めるべきポイントでしょうねw

難易度はどうだった?

難易度としては、流石に参加条件が重たかったからか、若干高めだったと思います。
各種レイドはギミック満載でしたし、所々のバトルも結構普通に難しかったですし・・・。

個人的には、ストーリーを進行すべきシナリオでのバトルはあまり難しくしないほうが良いとは思うんですけどね。

でないと、そこで詰まっちゃう人は何とも言えない気持ちになると思いますし・・・(´・ω・`)

まぁ運営的には「クリアできないなら石を使えばいいじゃない」という、少しでも売上に繋げる意味合いもあるからそうしてるんでしょうけど(苦笑)

BGMはどうだった?

正直あんまり耳に残ってないですね(;´∀`)

聴いてるときには不快ではなかったので、別に悪くはなかったと思うんですが・・・かといって繰り返し聴きたくなるほどでもなかったような・・・。

まぁレイド周回 = BGMをそのたび聴いてるはずですし、それで変に感じていないってことはそれだけですでに良かったとも言えるかも知れませんね(^_^;)

『ツングースカ・サンクチュアリ』イベント全体の感想 まとめ!

と、かなりの長文になってしまいましたが、以上が感想となります。

今回、ストーリー自体に特に面白みがなかっただけでなく、色々とキャラクター造形が失敗していた感が凄くて、その意味でも微妙で、さらには伏線も結局そのままなのが多く「そうだったのか!」というカタルシスにも欠けるということで・・・

・・・で、結局なんだったの??

てのが正直なトコロ。。。

第13節までのあまりにもあんまりな内容から、「言うてもエピローグで挽回してくれるんだよね?」と期待と不安を胸に待ったエピローグも正直「・・・・は?」って感じでしたし。

てかこのエピローグって・・・

「エピローグ」じゃなく、「次章のプロローグ」として別枠で用意すべき内容じゃねぇの??

って感じでしたし、この『ツングースカ・サンクチュアリ』というイベントとしては、マジで今までの数あるイベントの中でもワーストに入ってしまったんじゃないかと思います。

良かったのはビーストとのレイドのみでしたね(苦笑)

けどコレって、運営の仕掛け方の悪さも大きく影響してると思います。
あれだけ色々とユーザーを煽っておきながら、蓋を開けると「薄っぺらいシナリオ」に「色々と寒いキャラクター」「(ビーストレイドはメチャクチャ良かったとは言え)全体的には微妙だったレイド」「投げっぱなしの伏線」などなどなど・・・そりゃこんな事されたら反感大きいのは当たり前ですよね(苦笑)

てか、本筋に関わるストーリー進行(特にエピローグ)があるのに、それを限定イベントにすること自体がちょっとダメなんじゃないかなぁという気がします(-_-)

今回「エピローグ」観たユーザーにとっては、メインストーリーの次章へのとっかかりがスムーズになるかもですが、そうじゃないユーザーには「?????」なのでは??

完全に新規置いてけぼりにするつもりなんでしょうか?
それとも、また後日別の形でこういうトコロは「インタールード」に入れるとかで補填するんですかね?

なんにせよ・・・メチャクチャ楽しみにしていたのに、思わぬカタチで残念なことになって(されて)非常に悲しかったです。。。

・・・まぁ正直ちょっと頭に血が上った状態でこの記事書いてるんで、変な表現があったりあんまり上手く言いたいことを伝えれてないかもですが(苦笑)

来年2022年のFGOは、さてどうなりますかねぇ?┐(´д`)┌

この程度で騒ぐな。田中くんなら眉一つ動かさん。

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往年のゆるゲーマー

昔は「スト2」「KOF」「VF」「鉄拳」などの格ゲー、今はソシャゲやPCゲーを主に遊んでる古参ゲーマーです。基本的に無~微課金でプレイしてるので、ヘビーユーザー寄りではなくライト・一般ユーザー目線で、実際にプレイしたゲームの感想や攻略など書いてます。
「銀髪」「褐色肌」「ジト目」が大好物ですが、ブッチャケ可愛ければ何でもアリアリアリアリアリッ!

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